置いてある。新しくした様だ。
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これで、一息……と思ったら。
生徒は夏休みだが、自分は出勤日だった。
ああ社会人。
生徒は夏休みだが、自分は出勤日だった。
ああ社会人。
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まあ、生まれが忍びだったから、能力者として生きることにあまり疑問は無かったんだ。
戦うことも自然で、それが本来の俺の生まれた時からの役割でもあったし。
ただ、それを「落ち着いている」とか「安定している」とか評されはしたが、そうである事を前提とされてきたから、ソレを長所とするのは過分だとは思った。
ただ、戦うことが好きかと言われると、また疑問が出た。嫌いではない、が好きかどうかを考えたことは無かった。
そもそもあまり先の事は考えてなかったんだと思う。
この学園に入って、まあ変わった、と思う。
日常でも、非日常でも、好悪を問われたし、意見も聞かれた。意味を考えながら戦う人間も見た。
変わっていく立場と、人を見た。
日常を日常のまま生きていいと言われるのも初めてだったし。かと言って、戦う事を肯定されることも初めてだった。
おそらくは、酷く楽しかったんだ、あの日々が。
教師になるとは思ってなかった。
なぜなったかと言うと、らしくない話だが欲が出た。
変化を見続けられる、先に進んでいく者を見続けられる。
日常には何一つ必要のない、力を持ってしまった人間が、日常を生きていける様を見たいと思った。
俺が生まれた時に、うちの一族が日の光の下を普通に生きていく事になるにはまだ少々かかると思って、親は俺を名付けた様だが、どうやらそれは違う事になる。
夜明けの一番暗い時に居るという事は、明けて行くのを最初に見られるという意味の様だ。
多分きっと、一族で忍びとして生きるのは俺で終わる。
夜明けの前だけを生きろと言われるのは俺が最後で、何の変哲もない朝を迎えられるのは、俺が最初だ。
俺は陽の光の様に生きてきた訳じゃないが、それに立ち会うことは出来るだろう。
ああ、恵まれているな。
じゃあ、戦いに行くとするか。
酷く楽しみなんだ。一歩この場所を進めば、それだけ明日に近づくんだろう。
戦うことも自然で、それが本来の俺の生まれた時からの役割でもあったし。
ただ、それを「落ち着いている」とか「安定している」とか評されはしたが、そうである事を前提とされてきたから、ソレを長所とするのは過分だとは思った。
ただ、戦うことが好きかと言われると、また疑問が出た。嫌いではない、が好きかどうかを考えたことは無かった。
そもそもあまり先の事は考えてなかったんだと思う。
この学園に入って、まあ変わった、と思う。
日常でも、非日常でも、好悪を問われたし、意見も聞かれた。意味を考えながら戦う人間も見た。
変わっていく立場と、人を見た。
日常を日常のまま生きていいと言われるのも初めてだったし。かと言って、戦う事を肯定されることも初めてだった。
おそらくは、酷く楽しかったんだ、あの日々が。
教師になるとは思ってなかった。
なぜなったかと言うと、らしくない話だが欲が出た。
変化を見続けられる、先に進んでいく者を見続けられる。
日常には何一つ必要のない、力を持ってしまった人間が、日常を生きていける様を見たいと思った。
俺が生まれた時に、うちの一族が日の光の下を普通に生きていく事になるにはまだ少々かかると思って、親は俺を名付けた様だが、どうやらそれは違う事になる。
夜明けの一番暗い時に居るという事は、明けて行くのを最初に見られるという意味の様だ。
多分きっと、一族で忍びとして生きるのは俺で終わる。
夜明けの前だけを生きろと言われるのは俺が最後で、何の変哲もない朝を迎えられるのは、俺が最初だ。
俺は陽の光の様に生きてきた訳じゃないが、それに立ち会うことは出来るだろう。
ああ、恵まれているな。
じゃあ、戦いに行くとするか。
酷く楽しみなんだ。一歩この場所を進めば、それだけ明日に近づくんだろう。
前準備。
これが最後、だそうだが。
いかに強大としてもどうにもポッと出の敵に台無しにされるのは癪に障るな。
今までの相手の――それが俺達にとって善しにせよ悪しにせよ、
その相手にとっての望みや願いや生存のかかってきた戦いと、別だからだろうな。
あれはただ純粋に俺達の様な生きてる存在そのものを否定しているものに見える、それが非常に気持ちが良くない。
あれは、俺達でないものそのものだ。逆に言えば、あれは決して俺達を許容しないし、許容できるものにならない。
あれにとって俺達との戦いは、きっと生存競争ですらない。
負けたくないな。
あの存在はきっと俺達が正しかったか誤ってるのかさえ関係ない。俺達が打ち倒してきた者達さえも否定する。
どうにもそれは気分が良くない。
さしあたり、ディフェンダーに所属申請した。
最初の戦争からそうだったしな。最後というなら、最後まで全うしてみたいんだ。
これが最後、だそうだが。
いかに強大としてもどうにもポッと出の敵に台無しにされるのは癪に障るな。
今までの相手の――それが俺達にとって善しにせよ悪しにせよ、
その相手にとっての望みや願いや生存のかかってきた戦いと、別だからだろうな。
あれはただ純粋に俺達の様な生きてる存在そのものを否定しているものに見える、それが非常に気持ちが良くない。
あれは、俺達でないものそのものだ。逆に言えば、あれは決して俺達を許容しないし、許容できるものにならない。
あれにとって俺達との戦いは、きっと生存競争ですらない。
負けたくないな。
あの存在はきっと俺達が正しかったか誤ってるのかさえ関係ない。俺達が打ち倒してきた者達さえも否定する。
どうにもそれは気分が良くない。
さしあたり、ディフェンダーに所属申請した。
最初の戦争からそうだったしな。最後というなら、最後まで全うしてみたいんだ。
能力者になってこの方、山場らしい時と場面には縁が無いな。
まあそういう生まれなのだろう、それはそれで学園の日常の方を頑張って努めようと思う。
……、
依頼取りとは全くとは言わないが、ほぼ関係ない所で思ったが、いつもながら、アレだ、
うん、20年近く度々感じてきたことではあるが。
俺、主家選び絶対間違えた。
まあそういう生まれなのだろう、それはそれで学園の日常の方を頑張って努めようと思う。
……、
依頼取りとは全くとは言わないが、ほぼ関係ない所で思ったが、いつもながら、アレだ、
うん、20年近く度々感じてきたことではあるが。
俺、主家選び絶対間違えた。
仕事に追われてると、うっかり間が空くな。
空いてる間に色々あったわけだが。
色々ありすぎて、今になって書く事は少ない。
全て世は事もなし。そうあるべきだ。
さしあたり一期生として、修学旅行の話題はしのびないので、1億ほど詠唱銀寄付してみる。
当時は、将来学園に居る事になるとは思ってもみなかったな。
……。
枕投げとか取り締まる側になってしまったのだけは、少し残念、かもしれない。
空いてる間に色々あったわけだが。
色々ありすぎて、今になって書く事は少ない。
全て世は事もなし。そうあるべきだ。
さしあたり一期生として、修学旅行の話題はしのびないので、1億ほど詠唱銀寄付してみる。
当時は、将来学園に居る事になるとは思ってもみなかったな。
……。
枕投げとか取り締まる側になってしまったのだけは、少し残念、かもしれない。